室町の息吹を現代に。ミライシュハン×美吉野醸造が世に送る逸品「15世紀の叙情」

日本酒造りの過程で重要な工程のひとつである酒母造り。

お酒を発酵させるために酵母を増やす過程を指しますが、その手法は時代とともに進化を重ねてきました。江戸時代に生まれた「生もと」、明治時代に考案された「山廃もと」、そして現代主流となっている「速醸もと」。

そのどれよりも古い、15世紀――室町時代から続く技法があります。それが「水もと」、別名「菩提もと」と呼ばれるものです。「15世紀の叙情」は、この「水もと」によって仕込まれています。

このお酒を企画したのは、日本酒業界のリノベートを試みるミライシュハン(HPリンク)。従来とは違った、日本酒の新たな立ち位置を提案しています。
その企画に応え製造を担ったのは、奈良県は吉野の蔵元、美吉野醸造。明治45年創業という歴史ある蔵元ですが、この美吉野醸造が行うのが「水もと」による仕込み。現在では全国的にもかなり珍しい手法です。

日本酒業界の今昔によるコラボレーションが、「15世紀の叙情」を生み出したのです。

遠い昔を感じさせる落ち着いたデザインのラベルには、「15世紀」と「2014」という対照的な数字が並ぶ

「水もと」で酒母を仕込んだお酒の大きな特徴の1つは、乳酸菌に由来する独特の風味です。人工の乳酸菌によって酒母を造る「速譲もと」などとは異なり、「水もと」では空気中に漂う乳酸菌や蔵付きの酵母を利用します。

そのため酒造り全体で見ると比較的長い時間がかかるのですが、水もとでしか味わえない爽やかな香りとすっきりとした酸味、そしてほのかな甘みが生み出されるのです。

日本酒本来のしっかりとした複雑な旨味を残しつつも、乳酸菌特有のさっぱりとした香りによってキレの良い後味を実現しています。そのため、日本酒を飲み慣れている方にはもちろん、あまり親しみが無い方でも好みやすいお酒となっています。

口に含むと広がるのは、時を超えたノスタルジックな味わい。「15世紀の叙情」とともに、遠い室町に思いを馳せてみませんか?

15世紀の叙情
美吉野醸造
¥2,998

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